月や星の問題は相対的な見方が大切

ポイント

・時刻あるいは方角は、太陽の位置から判断

・太陽との相対位置で月や惑星、星がみえる方角、満ち欠けを判断

太陽の方角とのずれは月(惑星、星)-地球-太陽の成す角に対応して変化するのに対し、満ち欠けは地球-月(惑星)-太陽の成す角に対応して変化します。よって、内惑星と外惑星の太陽方角とのずれの変化の違いは太陽-地球の軸を固定した座標系で、内惑星と外惑星の満ち欠けの様子の違いは太陽-惑星の軸を固定した座標系でと理解しやすいかもしれません。

一方、月の場合は、地球と月の距離に比べて太陽がかなり遠方にあるので、月-地球-太陽の成す角で、太陽の方角とのずれ、満ち欠けともに判断できます。