太陽、月、星の動きの違いは、動きを分割して考えよ

太陽を基準にして、星は1日あたり1度(約1分)多く、月は1日あたり12.2度(約49分)少なく回って見えることを夜空を観察して現象論として知っておく(月が右から光り、右から欠けるのも同時に分かる)。

この現象の原因を考えるとき、地球・太陽を結んだ相対座標の導入し、さらに地球の自転、地球の公転、月の公転という複数の運動が関与するのでこれらを分割した考える。

地球がその場で360度自転するだけであればみんな1回転。

太陽のほうを向きながら1度公転することで、月と星が1度余分に回転。

月が13.2度公転することで、月が13.2度少なく回転。

合計すると、太陽を基準にして、星は1日あたり1度(約1分)多く、月は1日あたり12.2度(約49分)少なく回って見える。