地球の歴史
娘は、最近、自然博物館の「地球の歴史」コーナーを気に入っているようです。
「地球の歴史」というとどうしても中生代の恐竜に目がいきがちですが、私としては全体のストーリーを知ってほしいという思いがありました。そこで、「地球のあゆみえほん」という絵本をあたえてみました。地球誕生から新生代の第四紀までが生き生きした絵とともに描かれていて、おすすめです。
地球のあゆみえほん 46億年のれきし (たのしいちしきえほん)
- 作者: 丸山茂徳,いとうみちろう,山下美樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/02/07
- メディア: 単行本
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せっかくなので、少し知識として覚えてもらいました。
まずは、知識の整理棚となる時間的グループ分け、すなわち、○○代○○紀の記憶です。これは難しいかもしれないと思いましたが、「5 7 5 7 7 」、「5 7 5」の歌にしてあげたら意外にあっさり記憶、定着してくれました。
そういえば、春の七草と秋の七草も幼稚園のときにこの方法で覚えていました。低学年のうちは、音で覚えたほうがよいのかも。調子に乗って十二星座も「5 7 5 7 7 」にしてあげたら、やはりあっさり覚えてくれました。
続いてこの整理棚に内容を入れていきます。絵本といっても記憶するにはまだまだ内容が多いです。とことん内容を削ぎ落としてまずは基本となるイメージを身に付けてもらう戦略をとりました。例えば、先カンブリア時代と古生代は、こんな感じでざっくりです。
- 先カンブリア時代は、軟らかい体の海の生き物のイメージ。
- カンブリア紀は、アノマロカリスのイメージ。硬い体の海の生き物が急増。
- オルドビス紀は、大きなオウムガイのイメージ。
- シルル紀は、ウミサソリのイメージ。+クックソニアという植物が陸に進出。
- デボン紀は、魚繁栄のイメージ。+イクチオステガという両生類が陸に進出。
- 石炭紀は、シダ植物の大森林、メガネウラのような巨大昆虫のイメージ。
- ペルム紀は、乾燥、爬虫類繁栄のイメージ。帆のある爬虫類が印象的。
あとは、博物館なり図鑑なりでここに肉付けしていってくれればよいと思います。
娘は今日も博物館で「ティラノサウルスは可愛い」という独特な感想を言っていました。羽毛が可愛いとのことです。